Project/Area Number |
10874058
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
物理学一般
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 助教授 (40251491)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬場 基芳 東京大学, 物性研究所, 教務職員 (60159077)
吉田 正裕 東京大学, 物性研究所, 助手 (30292759)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | ソリッドイマージョンレンズ / 蛍光顕微鏡 / 画像計測 / ガラス研磨 / 色素ドープ微小球 / 分解能 / 検出効率 |
Research Abstract |
まず、作製するソリッドイマージョンレンズ(SIL)の精度を知るために、加工誤差や試料への密着度による収差の分解能への影響、検出効率について理論的な検討をスカラー理論に基づき行った。そのうえで、直径約1mm屈折率約1.6のガラスボールレンズを研磨加工してSILを作製した。 高い空間分解能を正確に評価するため、色素分子をドープした2000-20nm径のポリスチレン徴小球や蒸着金属薄膜エッジを標準試料とした分解能測定を試みた。その結果、分解能の向上のみならず、検出効率の著しい向上が確かめられた。これを理解するために、誘電体界面上やその近傍に存在する分子からの双極子放射過程を物理的に考察し、実験結果の解釈を得た。 さらに、顕著な改善効果を確認するため、直径約1mm屈折率約1.8のガラスボールレンズを研磨加工してSILを作製する事を試みたが、ガラスの材質の違いから、研磨がより困難であることがわかった。研磨業者と打ち合わせを行いながら、完璧ではないが、予備実験可能なレンズの作製までを行うことが出来た。今後、サファイアなど他の材質のレンズの試作を予定しているが、研磨法の改善が必要である。新しいレンズを用いた分解能と検出効率を確かめる実験が現在進行中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)