Project/Area Number |
10874122
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
植物生理
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Research Institution | Nagoya City University (2000) Nagoya University (1998-1999) |
Principal Investigator |
杉浦 昌弘 名古屋市立大学, 自然科学研究教育センター, 教授 (80027044)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉田 護 名古屋大学, 人間情報学研究科, 教授 (70154474)
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Project Period (FY) |
1998 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1999: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1998: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | RNAポリメラーゼIII / tRNA / タバコ / in vitro / tRNA遺伝子 / スプライシング / イントロン / スプライシング部位 / 植物 / in vitro転写系 / TATA配列 / プロセシング / in vitro系 / 高等植物 / U3 SnRNA遺伝子 / U6 snRNA遺伝子 / 転写 |
Research Abstract |
RNAポリメラーゼIII(Pol-III)は、5S rRNA、tRNAや一群のsnRNAを合成する重要な転写装置である。しかし、植物におけるPol-IIIの転写機構の研究は皆無と言ってよい。 そこで、タバコBY-2培養細胞の核より再現性のよい高活性のPol-III依存in vitro転写系を確立した。 本年度は、このPol-III依存in vitro転写系に、イントロンを持つ遺伝子からのtRNA前駆体のスプライシング活性も有することを明らかにしたので、反応系の改良を進め、活性の高い系の確立に成功した。転写とスプライシングはマグネシウム濃度を変化させることにより人為的にコントロールすることを見出したので、各々を個別にあるいは連動した系として反応の解析が可能となった。低濃度のマグネシウム(1mM)ではtRNA前駆体のみが蓄積されるので、これにより正確な転写開始と停止部位を決定できることになった。またスプライシング部位もプライマー伸長法を用いることにより正確に同定できることを示した。
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