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光偏向法を用いた濃度分布の画像化

Research Project

Project/Area Number 10875019
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Applied physics, general
Research InstitutionUniversity of East Asia

Principal Investigator

高上 僚一  東亜大学, 工学部, 講師 (70142354)

Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
KeywordsLBD法 / 濃度分布 / 画像化 / 光偏向法
Research Abstract

硫酸銅溶液中における銅の電析過程における濃度分布の画像化を試みた.
電析過程が定常状態に達した後,銅電極近傍から沖合いに向かってレーザービームの偏向量を距離の関数として測定したところ,偏向量すなわち濃度勾配は徐々に減少して行くことが明らかとなった.これは,電極近傍の移動によるものと考えられLBD法によりこのような系の濃度勾配が測定できることを示している.限界電流で電祈を行なったときの電極表面の濃度を0,バルクの濃度を一定とすれば実際の濃度が測定できることも分かった.
以上の結果をもとにして,電極付近でレーザビームのトモグラフィックスキャンを行ない,電極付近の濃度勾配の画像化に成功し,この方法により,溶液中の濃度分布を画像化できることが明らかとなった.
しかしながら,現在の装置ではレーザビームの照射角度が充分広い範囲に取れないため,パックプロジェクションにおいて,不足したデータのため画像の鮮明さが失われるという問題がある.今後は,電極を微少電極,針電極にすることによりレーザビームの照射可能範囲を広げることにより更なる改良を試みる.

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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