Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1999: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Research Abstract |
2次元流れ場に対する動的画像解析法は近年長足の進歩をとげており,ビデオ撮影した1画面当り通常数百個の粒子の速度ベクトルをほぼリアルタイムで測定可能なレベルまで達しているが,従来速度ベクトルを求めることに主眼がおかれ,粒子数を数えるようにはなっていない.しかしプログラムを少し改良するだけでこのことは達成可能である.昨年度はこの方法を用いて2次元形状のロートから空気中へ連続的に落下するポリスチレン粒子の数を測定し,±5%の誤差範囲で測定可能な方法の開発に成功した.しかしこの方法では粒子数が多くて互いに重なっている場合の粒子数の測定は不可能である. そこで,今年度の当初の予定である3次元測定法の開発に先立ち,著者らの以前の研究成果を参考にして,大小様々な粒子が複雑に重なりながら流れている場合を対象として,粒子の大きさを判別し,それらの頻度分布を求めることの可能なソフトの開発を行った.今後,引続き3次元流路における移動粒子数測定法の確立を目指す.具体的には直径の異なるいくつかのロートから落下するポリスチレン粒子を2台のビデオカメラで撮影し,3次元動的画像解析プログラムを改良したプログラムによって解析し,落下粒子数を求める.
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