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ヒト軟骨細胞の培養とtissue engineering

Research Project

Project/Area Number 10877287
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Plastic surgery
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

矢永 博子 (田邊 博子)  久留米大学, 医学部, 講師 (70217107)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田村 誠  科研製薬(株), 開発研究所薬理, 副主席研究員
北村 秀智  中外製薬(株), 創薬開発研究所, 研究員
山内 俊彦  久留米大学, 医学部, 助手 (80239839)
Project Period (FY) 1998 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1999: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Keywordsヒト培養軟骨細胞 / 移植 / 耳介軟骨 / 肋軟骨 / アルギン酸ファイバー / collagen type II mRNA / コンドロカルシン / ヒト軟骨細胞 / 培養 / 軟骨細胞の支持体 / collagen typeII / collagen type II
Research Abstract

ヒト培養軟骨細胞(耳介、肋軟骨)をヒトへの移植を可能とし、臨床レベルへ実用化することを目的として本研究をおこなった。すでに我々は独自の培養法によるヒト軟骨(耳介、肋軟骨)の大量培養を成功させた。この方法を用いて培養したヒト軟骨(耳介、肋軟骨)の培地中のアルカリフォスフアターゼ活性とコンドロカルシンの測定を行った結果、control(培地のみ)はほとんど検出されないのに対し、ヒト軟骨細胞培養系は高(ALP40IU/L,100ng/ml)を示した。さらにヒト軟骨細胞(単独群)とヒト軟骨細胞+キャリアー(アルギン酸ファイバー)をヌードマウスへ移植後、1カ月、3カ月、6カ月後の軟骨形成を組織学的に検討した。その結果、移植後形成された耳介軟骨は弾性軟骨の特徴であるEVG染色、アルシアンブルーPAS染色に強く染まった。移植後形成された肋軟骨はガラス軟骨の特徴であるアルシアンブルーに染色されたが、EVG染色およびPASには弱く染まった。ヌードマウスに移植後、形成された軟骨(耳介、肋軟骨)はヒト軟骨細胞のマーカーであるcollagen type IIのmRNAの発現が検出された。
ヒト軟骨細胞を3次元培養し、ヌードマウスおよヌードラットの背部皮下に移植し、ヒト耳介型の再生をおこなった。移植個体は6検体であるがいずれも耳介型は形成された。今後、臨床に応用するにあたり、重要なことはアルギン酸ファイバーなどのキャリアーの炎症反応が免疫不全実験動物では確認できないことである。また移植された軟骨の吸収の問題も検討される必要がある。

Report

(3 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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