熱帯雨林地域の資源植物を利用した創薬シード分子の検索と化学的研究
Project/Area Number |
10877349
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Chemical pharmacy
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
高山 廣光 千葉大学, 薬学部, 助教授 (90171561)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
相見 則郎 千葉大学, 薬学部, 教授 (30009170)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 熱帯雨林 / 薬物用資源植物 / 二次代謝産物 / Cryptocarya属 / Mitragyna属 / Pandanus属 / アルカロイド / 薬用資源植物 / cryptocarya属 / インドールアルカロイド |
Research Abstract |
熱帯雨林地域に自生する薬用資源植物の有効利用を目的として、本年度は下記植物を研究対象として選ぶことにより、創薬シード分子の検索と合成化学的研究を行い、いくつかの成果を得た。 1.マレーシアに自生し、モルヒネ代用品として伝承的に用いられてきた植物Mitragyna speciosaの塩基成分を検索し、新規アルカロイドの発見と不斉全合成による構造決定に成功した。さらに、主塩基Mitragynineを先導物質として、強力ななオピオイドレセプター刺激作用を発現する新規有用化合物の創製を目指し、Mitragynineの各種誘導体を多数合成した。これらを薬理活性評価に付したところ、7-Hydroxy体とpseudoindooxy体が共にモルヒネを凌ぐ強力な鎮痛活性を示すことが見いだされた。 2.カリマンタン島にて採集したクスノキ科Cryptocarya属植物から、前年度までの研究により新規ピロン型化合物を見いだしているので、今年度はその不斉全合成による構造決定を試みている。また、本新規天然分子を制ガン活性を始めとした各種薬理活性評価に付した。 3.熱帯・亜熱帯地域に自生するタコノキ科Pandanus属植物の化学的研究を行い、タイおよびフィリピン産のPandanus amaryllifoliusから新規骨格を持つpyrrolidine型アルカロイド類を発見することができた。今後、本アルカロイド類の化学合成、薬理活性評価を実施する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)