Project/Area Number |
10877380
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Medical sociology
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
吉矢 生人 大阪大学, 医学部・付属病院, 教授 (80028505)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平出 敦 大阪大学, 医学部・附属病院, 講師 (20199037)
笠原 彰紀 大阪大学, 医学部・附属病院, 助教授 (70214286)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1998: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 医学教育 / 視聴覚教育 / グラフィック / ホームページ / ビデオ / コミュニケーション / 総合診察 / ファイリングシステム / コンピュータ / WWW |
Research Abstract |
1.早期臨床体験における学生の、視聴覚教材をもちいた学習の試みについて。 将来、医療人となったときに、患者の立場からものごとを考えることができるように、臨床教育を受ける前に、学生を臨床に expose する実習として、早期臨床体験がある。通常は、低学年の医学部学生が病棟で患者と時間を過ごすことをおこなっているが、視聴覚のメディアを生かして、早期臨床体験の新しい試みをおこなってきた。学生自ら、大学病院の外に出て、大学病院に入院していた患者のその後の歩みをまとめ、フラフィックも用いて、ホームページにまとめた。このために学生がHTMLも学習している。その成果は、第31回日本医学教育学会大会で、学生自らが発表した。その内容は、朝日新聞でも紹介された。 2.視聴覚教材をもちいた臨床実習をコミュニケーション技能に対する試みについて。 系統的にコミュニケーション技能を学習する実習を、従来のポリクリの一部を廃止して導入した。臨床導入実習と呼ぶこの実習では、視聴覚教材を多用して、シミュレーションを中心に実習を行っているが、特にコミュニケーションスキルでは、ビデオ等をもちいた視聴覚教材が有用に使用され、新しい臨床教育の導入の試みに役割を果たした。ビデオをもちいたトレーニングでは、自分自身がおこなった医療面接の状況をフィードバックしたり、互いに評価したりする目的に使用できた。また、全体総括でも、適切に使用することが可能であり、教育上の試みとして成果があった。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)