Project/Area Number |
10878088
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
環境保全
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
渡辺 恒雄 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90240499)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小原 健司 国立電子総合研究所
釜崎 清治 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (60106614)
伊藤 大佐 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90254151)
志村 美知子 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60087294)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 磁気分離 / 磁性フロック / 電解反応 / 浸出水処理 / 金属水酸化物 |
Research Abstract |
水道水あるいはKCl溶液を含む純水を満たした容器内で鉄電極を用いてフェライト生成条件を満たす電解反応を行わせた結果、マグネタイトと同等の磁化率を有すると同時に凝集力に富む磁性粒子を生成することが出来た。この新しい生成法による磁性粒子と磁気分離技術を組合せると、従来の水処理に比較して ・二次生成物が少ない ・高速処理が可能 ・処理スペースの縮小 などの特徴を有する新しい水処理システムの開発が期待できる。 本研究ではこの磁性粒子生成法を東京湾のごみ埋立地の地下水(浸出水)について適用した後に9Tの教磁場で磁気分離処理をした結果、現在の浸出水処理システムでのCODやTOCの値と同等の値にまで水質を浄化できた。なおフェライト生成条件の一つである摂氏65度以上については、予め水酸化ナトリウム(NaOH)の添加による前処理を実施すれば、摂氏35程度で磁性粒子の生成が可能でありうることを見出し、加熱条件を不用にしたので実用面で利用し易くなった。
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