Project/Area Number |
10878127
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cell biology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
月田 早智子 京都大学, 医療技術短期大学部, 教授 (00188517)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 上皮細胞 / 核 / 極性 / オクルディン / カテニン / ZO-1 / 蛍光抗体法 / セントロメアー |
Research Abstract |
核の極性を見るためのプローブと条件設定:培養上皮細胞、および、上皮組織の凍結切片を用いて、間期の核の特定の位置をマークするのには、in situ hybridization法が有効と思われる。そこで、東京大学医科学研究所の稲沢博士に相談したところ、ヒトの核染色体のセントロメアに対するプローブが、シグナルも強く、この目的に最適であろうということで、多くのセントロメア特異的なプローブをいただいた。このプローブは、通常、展開した染色体に対してのマーキングに用いられているものなので、培養上皮細胞や上皮組織の凍結切片を用いて、明瞭に間期の核をマークする条件を設定し、複数のプローブを使って2重または3重染色を行った。 上皮細胞の極性を同時に見るための条件設定:上記のような方法で核の一定の場所をマークして可視化することができれば、同時にその上皮細胞の形成を蛍光抗体法により観察することが必要である。上皮細胞の極性形成のマーカーとしては,私たちの研究室で作製した抗オクルディン抗体、抗ZO-1抗体、抗カテニン抗体等を用いた。in situ hybridization法の条件と蛍光抗体法の条件が異なるので、両方を満足させる条件設定を行った。 観察方法:共焦点レーザー顕微鏡を用いて核の中の各マーカーの位置を上皮の極性軸に対して3次元的にプロットした。 上皮細胞の極性形成および崩壊過程の観察:上記のような条件が設定されたので、すでに極性の形成された上皮細胞を観察するだけでなく、上皮細胞の極性の形成および崩壊の過程での核の極性の変化を観察した。方法としては、通常用いられているような、カルシウムスイッチによって極性を作ったり壊したりする系を用いた。
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