Project/Area Number |
10878142
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Neurochemistry/Neuropharmacology
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
和中 明生 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90210989)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 悌司 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (10106487)
清澤 秀孔 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (30295422)
森 徹自 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (30285043)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1999: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | DNAワクチン / 傍腫瘍性神経症候群 / Mel抗原 / 動物モデル / DNA ワクチン / 細胞障害性T細胞 / 融合蛋白 / Mel-N1 / マウス |
Research Abstract |
DNAワクチンは抗原蛋白遺伝子を組み込んだプラスミドDNAを直接皮膚などに注射することによりプラスミドに組み込んだ遺伝子を細胞内で発現させ、できた蛋白に対するCD8+T細胞を活性化させ細胞障害性T細胞を誘導するものである。本研究では傍腫瘍性神経症候群のモデル開発の第一歩として傍腫瘍性神経症候群の原因蛋白として最も頻度の高いMel-N1(別名Hu抗原、Hel-N1)を取り上げ、これを標的とした。Mel-N1はマウス由来の蛋白で正常マウス神経細胞に多量に含まれるRNA結合蛋白であり、これのみを免疫したのでは免疫原性が低い(自己免疫を誘導する必要がある)と考えられる。昨年度はMel-N1をより免疫原性の高いβガラクトシダーゼ蛋白に融合した形で発現させ、Epitope spreading現象を利用してMel-N1に対する細胞性免疫を賦活化させることを目的としたが対照群に比して高いCTL活性を示したものの有意な活性上昇は検出されなかった。これらのマウスでは他覚的に皮膚の異常や行動の異常等は観察されなかった。本年度はさらに活性を上昇させる目的でMel-N1蛋白を細胞性免疫を高める効果が最近報告されているCpGモチーフを含むオリゴヌクレオチドと共にマウスに免疫した。また補助としてホストの免疫反応を高めるGM-CSFを発現ベクターに組み込んだものを同時に免疫した。昨年度のマウスよりも液性免疫は2倍以上高まり、また細胞障害性T細胞も対照群に比して有意に高まった。現在これらのマウスにおいて末梢、中枢神経系の炎症細胞の侵潤の有無、感覚障害の有無を検定している。
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