Project/Area Number |
10895021
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
工業物理化学
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
山添 昇 九州大学, 大学院総合理工学研究科, 教授 (40037817)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石地 徹 理研計器(株), 研究部, 副部長(研究職)
碇山 義人 国立リハビリテーションセンター研究所, 部長(研究職)
相澤 益男 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (00016742)
島ノ江 憲剛 九州大学, 大学院総合理工学研究科, 助手 (10274531)
三浦 則雄 九州大学, 大学院総合理工学研究科, 助教授 (70128099)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | 次世代 / 化学センサ / センシングシステム / 高度検知 / 新しい原理 / マイクロセンサ / インテリジェントセンサ |
Research Abstract |
化学センサは、日本で生まれ育った新しい計測技術として様々な分野で用いられ、重要性を増しつつある。特に環境保全、クリーンプロセス、省エネルギーといったエネルギー・環境分野や、農業や工業におけるプロセス管理、製品そのもののシステム制御といった生産・製品管理分野、健康、医療、食品といったライフサイエンス分野などでは、今後とも化学センサへの期待がより一層高まるものと予想される。一方において、化学センサに課せられる要求が益々厳しくなっており、例えばppbレベルあるいはそれ以下の極微量成分の計測、電池駆動できる超小型低消費電力センサ、複合微量成分の同時計測など現在のセンサの改良改善では応えることができない要請が出されつつある。このような新しい状況に応えるには新しい発想を取り入れた化学センサの大きな飛躍が是非とも必要であり、平成10年度に基盤研究(C)企画調査として表記課題に着手した次第である。その研究組織は、センサの研究に従事している若手研究者から成り、5つの領域(新しい検知原理、高度検知機能界面、センサに適したマイクロ化技術、高度プロセッシング及びセンサ応用技術、材料からシグナル処理までの高度センシングシステム)を基に研究グループを組織し、各分野について研究分担者が以下の開発課題を重点的に調査、議論し、報告書にまとめた。 (1) 次世代化学センサ・センシングシステムをどのように考えるか (2) 次世代化学センサ・センシングシステムを支える基礎・基盤技術とは何か (3) 次世代化学センサ・センシングシステムにおける応用技術とは何か (4) 上記課題を推進させるための「戦略」をどのように考えるか
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