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海洋構造物のシミュレーション・ベース・デザインに関する調査研究

Research Project

Project/Area Number 10895026
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section企画調査
Research Field 海洋工学
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

大塚 守三  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (30010896)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 榎澤 誠  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (40011077)
野本 敏治  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
影本 浩  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40214275)
Project Period (FY) 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
KeywordsCAD / CAE / 海洋構造物 / 設計 / シミュレーション / セミ・サブ / 製品モデル / Design by Analysis
Research Abstract

本研究では,先ず,海洋構造の概念設計から構造設計,さらに詳細設計へと展開される設計の流れを整理し,設計対象のモデルに関して議論した。また,シミュレーションに必要不可欠と考えられる設計変更に耐えうる設計情報の在り方と設計機能の満たすべき要件も議論した。具体的には,設計の段階に応じた種々の解析を,設計の流れに応じて認識される種々の設計対象のモデルを利用することを念頭に,設計過程に応じて様々な解析を実行するために,製品情報から解析のための入力情報を抽出する機能について検討した。得られた具体的な知見は,以下に示す通りである。
(1) 海洋構造物の設計過程における認識の変遷の整理
例えば,海洋構造物の構造を総合的に検討する際には,全体を立体的な骨組構造として強度計算を行うために,ロワーハル,カラム,ブレースなどの構造を直線のフレームと捉えることができる。このように対象を適切にモデル化する必要性と重要性を再確認し,シミュレーション・ベース・デザインにおいて必要なモデルをリストアップし,整理した。この整理に基づき,設計支援システムの構築の際に必要とされる海洋構造物の設計モデルの基盤を提案した。
(2) 設計対象となる製品情報の変化の明確化
設計過程における設計対象の認識を整理しただけでは,その認識を表現するモデルがそれぞれ独立して定義されてしまい,個々のモデルの有する情報は,そのモデルの中でしか利用することができず,不十分であることを議論した。上流の設計で決定される設計モデルおよび製品情報と下流の設計で決定されるそれらとは密接に関連しており,新たな情報が生成される際に既に定義されている情報は有効に利用できる必要性がある。そこで本研究では,このような情報の生成を設計機能によって表現することを検討し,具体的なプロトタイプ・システムを試験的に構築し,その設計機能の有効性を確認した。

Report

(1 results)
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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