Project/Area Number |
10897008
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
吉開 泰信 名古屋大学, 医学部, 教授 (90158402)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
光山 正雄 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (10117260)
姫野 國祐 徳島大学, 医学部, 教授 (50112339)
中西 憲司 兵庫医科大学, 教授 (60172350)
清野 宏 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (10271032)
審良 静男 兵庫医科大学, 教授 (50192919)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 感染免疫 / ノックアウトマウス / 自然免疫 / 早期誘導反応 / 後期適応免疫 |
Research Abstract |
重点領域研究「免疫制御、寛容の分子機構」(代表笹月健彦)が平成5年より7年度まで継続され、さらに重点領域研究「免疫病の分子機構とその修復」(代表高津聖志、平成8年度-11年度)が採択され、現在研究計画が着実に遂行されつつある。これらの重点領域研究はわが国の免疫学研究のみならず現代生物学の研究を飛躍的に発展させた。現在の日本の免疫学は世界をリードする牽引的役割をになっており、このことは重点領域研究なくしては語れない。年2回の重点領域研究班会議においては研究成果のみならず、この研究領域の将来展望が討議されている。わが国の言わば熟年期に入った免疫学をさらに発展させるためにはより焦点をしぼり、かつ新しい分野との接点をもつ研究領域の推進の重要性が明確となってきた。一方、細菌学会、ウイルス学会、寄生虫学会では、病原体の種類と感染免疫を含む宿主応答の研究が独自に行われている。。専攻学問分野のそれぞれにおいて、異なる免疫系の構成要素と異なる病原微生物を対象にして感染免疫の研究をおこなっている研究者が平成10年度基盤C(企画調査)によって研究の方向性を検討し、あたらしい免疫学の学問分野への展開となるべく、交流を深めた。専攻学問分野のそれぞれにおいて、異なる免疫系の構成要素や異なる病原微生物を対象にして感染免疫の研究おこなっている研究者を対象として文書によるアンケート調査を実施し、現状の把握すると同時に班会議、シンポジウムを通じて、しぼり込むべき研究の主軸を決定した。感染免疫の分子基盤の確立に中心的研究者となるべき人材の把握が行われた。多様な感染防御機構の構成要素を共通の視点で観るための主軸を決定し、特定領域研究の期間で完成するための準備を行なった。免疫応答の人為的制御による難治性疾患の治療法の実用化へつながることをしぼり込みの対象とした。
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