Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内海 英雄 九州大学, 薬学部, 教授 (20101694)
馬場 嘉信 徳島大学, 薬学部, 教授 (30183916)
中西 守 名古屋市立大学, 薬学部, 教授 (90090472)
今井 一洋 東京大学, 薬学系研究科, 教授 (50012620)
後藤 順一 東北大学, 薬学部, 教授 (80006337)
|
Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
|
Research Abstract |
標記研究では次のテーマからなる研究グループを組織しその成果を総括した。 1.超微量生体物質の分離・検出法の開発(今井,中島,本田,財津分担),2.モレキュラーインプリント法等を活用した高精密分子認識に基ずく分離分析法の開発(萩中,高舘,中村分担),3.生体機能のイメージング(中西,升島,内海分担),4.低分子化合物の超微量イムノアッセイの開発(後藤,島田分担),5.核酸および関連物質の超微量分析のためのナノテクノロジーの開発(馬場,前田分担),6.微量タンパク質の分子認識・結合機能解析(中川,渋川分担)1では、全自動血中力テコールアミン分析系の高速化,新規フェニルボロン酸誘導体やEDCによる化学発光の増強効果,キャピラリー電気泳動による糖分析の分離特性などの研究に大きな成果をあげた。2では、新規タンパク質の不正認識機構の解明,分子反応場としての分子集合体の機能解析,分子集合体を用いるキャピラリー電気泳動の新展開などに関して新しい技術開発に絡がる基礎的成果が得られた。3では、神経細胞と免疫細胞間の情報交換のイメージング,白血球の挙動や肥満細胞モデルの開口放出などの生命現象のビデオ画像を用いる把握,生体計測ESRを用いた酸化ストレス性疾患の病態計測などに関する新しい技術が開発された。4では、抗イデオ抗体の創製と分子認識,24,25-ジヒドロキシビタミンD3のELISAの開発に関する研究が行われ免疫学的分析法の一層の高感度化を可能とした。5では、ゲノム・プロテオーム解析のためのナノチップ技術の開発,超高感度生物発光検出と免疫化学的方法を組み合わせた遺伝子多型解析について21世紀をリードする研究が行われた。6では、新規に開発された高速先端分析法を用いる超微量立体選択的タンパク結合解析法による糖タンパク質糖鎖の認識機能の解明が行われた。
|