Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 光洋 大阪大学, 人間科学部, 教授 (60016491)
松下 文夫 香川大学, 教育学部, 教授 (40229472)
生田 孝至 新潟大学, 教育人間科学部, 教授 (20018823)
加藤 直樹 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (30252117)
村瀬 康一郎 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (80150027)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
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Research Abstract |
通信ネットワークを用いた教師教育の共同研究について,次のように調査研究を進めた。 教師教育,教員養成での通信の利用は,大学学部・大学院の授業,公開講座などで遠隔授業の多様な試行研究が各分野で検討が進められだし,教師教育における総合的な研究の相互関連の調整が早急に必要となってきた。 (1) 通信ネットワークを利用した教師教育の遠隔教育システムについての教育実践の調査・検討 平成9年から進めてきた通信ネットワークを用いた大学院公開講座を使った教師教育の教育実践結果について受講者を対象に調査・分析し・評価し,教育方法の基礎資料を作成した。 (2) 新しい教育システム構成の調査研究 遠隔教育等を用いた教育システム構成を各分野の研究者で研究会,実地調査を行い,その可能性を検討した。それは,大学院が遠隔教育等を用いて,10年で教師の25%が専修免許を取得する指導方法の確立についての試行の方向性を検討した。 (1) 通信ネットワークを用いた遠隔教育およびその問題点などについて調査・検討し,学習支援が可能な教師教育システムを構成し,約2400単位・人試行を実施した。 (2) 教育システムの検討(大学問の共同授業の必要性) 通信ネットワークを用いた学習資料の相互流通,学習指導法等の確立および大学間での相互交流も含め遠隔教育を実施した。 (3)通信ネットワークを用いた教師教育に関わる等の教育方法研究 教育学部がもつ教師教育に関する教育課題について,科目等履修生や大学公開講座,大学院遠隔授業等の通信ネットワークの利用などの可能性の共同調査研究を(1),(2)の検討結果をもとに,平成10年度に岐阜県内の四ヶ所および新潟大学,香川大学でテレビ会議システムを用いて行った。 これらの教師教育に関する一連の研究から,専修免許の取得が,10年間で,25%,20年間で50%とする計画が可能であることが明らかになり,今後,教員養成関連学部での共同研究プロジェクトが必要である。
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