ハイパー核ガンマ線分光法を用いたラムダ粒子の核内磁気モーメントの研究
Project/Area Number |
10J03038
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理(実験)
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
山本 剛史 東北大学, 大学院・理学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2010 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2011: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2010: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | ハイパー核 / ガンマ線分光 / ラムダ粒子 / 磁気モーメント |
Research Abstract |
J-PARCでのハイパー核ガンマ線分光実験では、ハイパー核ガンマ線分光に特化したスペクトロメータシステム「SksMinus」を用いて(K-,π-)反応によるハイパー核生成をタグし、それと同時に、新たに開発した大型Ge検出器群Hyperball-Jを使用してハイパー核から放出されるガンマ線を検出する。現状では震災の影響もあり、J-PARCのビーム強度は実験計画時に想定した強度(270kW)に達していないため、現実的な収量計算を基に実験プランを変更し、2013年6月に4ΛHeと19ΛFハイパー核のガンマ線分光実験(E13実験第1フェーズ)を行う予定である。 2011年3月の東日本大震災により、東北大学で準備を進めていたHyperball-Jに使用する検出器が被害を受けた。2011年度から検出器補修作業を行い、2012年度に完了させた。2012年8月に東北大学で準備を進めていたHyperball-JをJ-PARCに移設した。現在までに、実験エリアにてPWO検出器の設置を完了させた。 2012年6月にはJ-PARC K1.1BRビームラインにて、新型のGe検出器ユニットの大強度ビーム環境下での性能を確認するテスト実験を行い、E13実験とほぼ同等の環境下で十分な性能を確認できた。また、E13実験でトリガー検出器として使用予定のエアロジェル検出器のビーム環境下での性能評価を行い、十分な才能が得られることを確認した。 2013年1月からJ-PARCK1.8ビームラインにてSksMinusのセットアップを開始して、2013年3月までにSksMinusシステムのほぼ全ての検出器準備を完了させた。2013年3月にビームを使用したE13実験のコミッショニングを行い、SksMinusシステムのテストを行い、このシステムが機能していることを確認した。 E13実験で使用する標的について準備を進めた。He標的システムについては、KEKにて標的セルの改良と冷却テストを行い、2013年3月には標的システムをJ-PARCに移設した。19ΛFのガンマ線分光については、S/N比を向上させるために液体HF標的を採用し、HF標的専用容器などのテストを行っている。
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Report
(3 results)
Research Products
(16 results)
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[Journal Article] Gamma spectroscopy of hypernuclei : a decade of Hyperball project and future plans as J-PARC2010
Author(s)
H.Tamura, Y.Ma, N.Chiga, K.Hosomi, T.Koike, M.Mimori, K.Miwa, M.Sato, K.Shirotori, M.Ukai, T.O.Yamamoto
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Journal Title
Nucl.Phys.A
Volume: 835
Pages: 3-10
Related Report
Peer Reviewed
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[Journal Article] Active target system with MPPC readout for hyperon-proton scattering experiment2010
Author(s)
K.Miwa, R.Honda, K.Hosomi, T.Koike, Y.Ma, T.Otani, M.Sato, K.Shirotori, H.Tamura, T.Yamamoto, Y.Yonemoto
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Journal Title
PoS
Volume: PD09
Pages: 27-27
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