Project/Area Number |
10J04210
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
基礎ゲノム科学
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
相馬 淳美 鳥取大学, 医学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2010 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2011: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2010: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | GFP / X染色体不活性化 / MacroH2A / 初期胚 / トランスジェニックマウス / 内部細胞塊 / 微小核 |
Research Abstract |
1.X染色体の不活性化因子を網羅的に同定することを目的に、不活性X染色体を単離するため、微小核を効率よくソーティング出来る条件検討を行った。Lamin-GFPを恒常的に発現する細胞株で核膜を標識した上で、大きさ・DNA含量量を指標にソーティングを行い、回収された試料の観察を行った。微小核を大量に回収するためには更なる条件検討が必要だが、今後の実験において重要な検討となった。 2.これまでに培養細胞及び胚盤胞期胚において、MacroH2A-EGFPを利用し、不活性X染色体を1点の強いシグナルとして標識出来ることを示してきた。今年度は、X染色体の活性状態を胚発生過程で追跡出来るシステムの確立に向けて、トランスジェニックマウスの初期胚発生過程におけるMacroH2A-EGFPの挙動を解析した。その結果、マウス着床前胚において、MacroH2A-EGFPのシグナルがX染色体の活性状態に応じて、集積及び消失すること、着床後胚においてもMacroH2A-EGFPが不活性X染色体を標識することを確認した。このことから、MacroH2A-EGFPがライフサイクルを通してX染色体の活性状態を追跡するのに有用であることが示唆された。 3.またX染色体不活性化をリアルタイムに可視化出来るシステムの構築を目指し、X染色体不活性化に関与する因子を蛍光タンパク質で標識するためのコンストラクトの作製、及びトランスジェニックマウスの作製を行った。これまでに作製したマウスと掛け合わせることで、X染色体不活性化をリアルタイムに可視化出来ることが期待される。
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