吸湿現象を考慮した様々な物体と流体の相互作用シミュレーション
Project/Area Number |
10J04748
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
RUNGJIRATANANON Witawat (2011-2012) 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 特別研究員(PD)
RUNGJIRATANNAON Witawat (2010) 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 特別研究員(DL1)
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Project Period (FY) |
2010 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2011: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2010: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 濡れた髪の毛のシミュレーション / 髪の毛の衝突処理の高速化 / ひものシミュレーション / 髪の毛のシミュレーション / ねじれ現象 |
Research Abstract |
本年度、私が行った研究は、濡れた髪の毛のシミュレーション及び効率的髪の毛の衝突処理というものです。濡れた髪の毛のシミュレーションについてはこれまで多数の研究がなされてきましたが、本研究で行われている濡れた髪の詳細な一本ずつまでのシミュレーションモデルがありませんでした。本研究は、詳細な髪の毛と水の相互作用の多様な興味深い効果を再現します。特に本研究では、髪の毛の吸水、水分の伝播、髪の毛が束になる様子、水がしたたり落ちる様子、濡れた髪の毛の形状変化を実現できます。成果が得られ、学術誌Computer Graphics Forumに掲載されました。 最近、ハードウェアがかなり向上したおかけで、一本ずつの髪の毛をシミュレートする手法が多く提案されました。一本ずつの髪の毛のシミュレーションでは、髪を高い自由度で表現できますが、衝突処理の計算コストがかなり高くなります。通常、髪の毛が何万本があるからです。本研究では、髪の毛のすべての線分の間の衝突検出の代わりに、スライスを用いて衝突検出を疎に行い、計算コストを削減します。 髪の毛の衝突検出はスライス上のみで行い、スライスの間の衝突を補間します。提案したスライス法では、従来法より4倍程のスピードで髪をシミュレートできます。成果が得られ、CG関係における国内最高峰の会議であるVC/GCAD合同シンポジウム2012、i3D2013、映像表現&コンピュータグラフィックス研究会、それぞれで発表しました。
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Report
(3 results)
Research Products
(13 results)
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[Presentation] スライス法に基づいた効率的な髪の毛の衝突処理2012
Author(s)
Witawat Rungjiratananon, 金森由博, 西田友是
Organizer
Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウム2012
Place of Presentation
早稲田大学 国際会議場、東京
Year and Date
2012-06-23
Related Report
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[Presentation] 詳細な濡れた髪の毛のアニメーション2011
Author(s)
Witawat Rungjiratananon, 金森由博, 西田友是
Organizer
Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウム2011
Place of Presentation
くにびきメッセ-島根県立産業交流会館-
Year and Date
2011-06-25
Related Report
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