カリウムイオンが誘起するDNA4重鎖構造とテロメア配列結合性蛋白質によるその破壊
Project/Area Number |
11116208
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
片平 正人 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (70211844)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上杉 晴一 横浜国立大学, 工学部, 教授 (70028851)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 金属イオン / DNA / 4重鎖 / テロメア結合蛋白質 / NMR / HIV / 構造生物学 / 立体構造 |
Research Abstract |
カリウムイオンによって誘起される新しい4重鎖構造、カリウムイオンを除く事によって形成される新しい2重鎖構造、及びテロメア配列結合性蛋白質が形成する立体構造の合計3つの構造を、核磁気共鳴法によって原子レベルの分解能で決定した。次に新しい4重鎖構造が、テロメア結合性蛋白質により破壊され、1本鎖に構造遷移する事を実験的に証明した。この4重鎖構造を破壊する活性は、テロメラーゼによるテロメアDNAの伸長を補助するのに効いている可能性があり興味深い。 またHIVの悪性タンパク質を捕捉するRNA分子の立体構造を、リガンドと結合した複合体の形で決定した。これにより、悪性タンパク質を捕捉するメカニズムが、原子レベルで理解され、今後、より有効なRNA分子へと改変する為の指針が得られた。
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Report
(1 results)
Research Products
(10 results)