新規高周期14族元素カテネートおよびヘテロカテネートポリマーの設計
Project/Area Number |
11120253
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
三治 敬信 東京理科大学, 理工学部, 助手 (00287484)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | シロール / ゲルモール / テトラシラン / 構造制御 / アニオン開環重合 / σ共役 / EL素子 / 蛍光 |
Research Abstract |
前年度までにアニオン開環重合によって合成したテトラフェニルシロールとテトラシランの交互共重合体のEL素子特性について評価した。ITO/ポリマー(100nm)/Mg:Agの単層型素子を作製し、ポリマーのELスペクトルを測定したところ、ELスペクトルは蛍光スペクトルとほぼ同じであり、発光極大は488nmの青色の領域であった。なお最大発光輝度は20Vで5cd/m^2であった。またポリメチルフェニルシランから作製したEL素子比較では約20Vまではほぼ同じ電流密度であるもの、20V以上ではシロールポリマーの電流密度が増加した。これはシロール環によるポリマーの電子輸送特性の向上によるものと考えられた。しかしながら素子の安定性や発光輝度などに課題があった。そこでテトラフェニルシロール環より蛍光発光が大きい2,5-ジフェニルシロール環のポリマー主鎖への導入を試みた。モノマーとなる2,5-ジフェニルシロールとテトラシランのスピロ化合物は1,1-ジフルオロシクロペンタシランと1,4-ジリチオ-1,4-ジフェニルブタジエンとの反応により合成することが出来た。しかし、このもののアニオン開環重合を種々の条件で試みたが重合しなかった。そこでアニオン種との反応について精査したところスピロ体とアニオンは反応するもの重合活性種となるアニオンではなくアリルアニオンとして安定化されたアニオンが生成するのみであった。 またホール輸送層としてポリシランではなくカルバゾールとした新規なシロール誘導体を合成しそのEL素子特性についてもあわせて評価した。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)