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微細藻類のCO_2応答性細胞表面局在分子および細胞外放出分子の解析

Research Project

Project/Area Number 11132204
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

白岩 善博  筑波大学, 生物科学系, 教授 (40126420)

Project Period (FY) 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywordsクラミドモナス / 高Co_2順化 / 高Co_2誘導タンパク質 / 糖タンパク質 / 細胞表層局在分子 / 環境応答 / 微細藻類 / Co_2濃度
Research Abstract

微細藻類クラミドモナスの細胞表層に局在する3%程度のCO_2濃度条件において合成される新規高CO_2誘導性のタンパク質(H43)の単離,同定および分子特性の解析を行い,タンパク性CO_2バイオセンサーに関する知見を得ると共に,その生物工学的利用のための基礎的知見の集積を目的に研究した。H43タンパク質について,そのcDNAクローニングに成功し,その全塩基配列を明らかにした。H43のタンパク質部分の分子量は37.9kDaであり,それらサブユニットが集合体を形成して野生株の細胞表層,いわゆるペリプラズム,に局在していることを明らかにした。また,そのcDNAの塩基配列およびそれから推定されたアミノ酸配列に相同性の高いタンパク質はデータベース上の相同性検索においては見い出されず,H43が新規のタンパク質である可能性を得た。また,レクチンとの反応性(ConAおよびLCAにpositive)より,高マンノース型でフコース残基を含むN-aspartylglycosylamine結合型糖鎖を有する糖タンパク質であると判断した。H43cDNAは1560bpより成り,そのコードするアミノ酸は362残基,タンパク質部分の予想分子量は37.9kDaで,アラニン(17.9%)やロイシン(10.5%)に富むタンパク質であり,糖鎖部分は少なくとも5kDaと推定された。実測した糖鎖を含むH43のplは4.94で,アミノ酸配列のみから推定されたpl値は8.97と大きく異なっていた。ゲルろ過から推定されたnativeタンパク質の分子量は約680kDaでホモ16量体の巨大タンパク質であると推定した。Genomic DNAは,全長2.6kbで8つのエクソンおよび7つのイントロンより構成されていることを明らかにした

Report

(1 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] 白岩 善博: "微細藻類のCO_2順化・適応の分子機構"生物工学会誌. 77・4. 154-157 (1999)

    • Related Report
      1999 Annual Research Report

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Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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