Project/Area Number |
11132207
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
原田 敦史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (50302774)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | アンチセンスDNA / ポリイオンコンプレックスミセル / ブロック共重合体 / 核酸分解酵素耐性 / ポリエチレングリコール / ポリ-L-リシン / 標的指向性 / キャピラリーゲル電気泳動 |
Research Abstract |
(1)アンチセンスDNA内包高分子ミセル型ベクターの物理化学的特性評価及び核酸分解酵素に対する安定性評価:ポリ-L-リシン重合度の異なるポリエチレングリコール-ポリ-L-リシンブロック共重合体を合成し、アンチセンスDNAを内包したポリイオンコンプレックス(PIC)ミセルを調製した。得られたPICミセルの粒径は、antisense DNAの長さには影響されないが、ポリ-L-リシン連鎖鎖長に依存して変化することが確認された。また、PICミセル内核に250本程度のアンチセンスDNAは保持していることが確認された。さらに、物理化学的諸特性の明らかとなったPICミセルについてアンチセンスDNAベクターとしての機能評価のために核酸分解酵素に対する耐性をキャピラリーゲル電気泳動により評価した。その結果、物理化学特性と同様ブロック共重合体のポリ-L-リシン重合度によって核酸分解酵素耐性が制御可能であることが示唆された。 (2)標的指向性分子を導入可能な末端官能基を有するブロック共重合体の合成及び標的指向性分子の導入:標的指向性分子導入可能なカチオン性ブロック共重合体として、PEG末端に反応性可能基(アルデヒド基)を有するアルデヒド-PEG-ポリジメチルアミノエチルメタクリレートブロック共重合体の合成し、このブロック共重合体末端のアルデヒド基とp-aminophenyl一β,D-lactopyranosideを反応させることによって、末端アルデヒド基に標的指向性分子としてラクトース誘導体を共有結合を介して導入することに成功した。
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