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高等真核細胞におけるDNAポリメラーゼεの機能解析

Research Project

Project/Area Number 11143214
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Institution国立公衆衛生院

Principal Investigator

宮澤 宏  国立公衆衛生院, 衛生薬学部, 室長 (40183967)

Project Period (FY) 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
KeywordsDNAポリメラーゼε / 細胞周期 / 遺伝子単離 / 蛋白蛋白相互作用
Research Abstract

本研究は、染色体複製に関与しているDNAポリメラーゼε(polε)を構成するサブユニット蛋白質を単離したcDNAから発現させ、蛋白複合体の機能を解析するを目的としている。
今年度は、これまで大きなものから2つしか得られていなかったpolεの小さなサブユニット2個のcDNA(mDPB3、mDPB4)をマウスから単離した。4〜5個のサブユニットから構成されている出芽酵母のpolεと比較すると、小さなサブユニットいずれも予想より分子量の小さなものであった。配列上も似ている領域が限られており、大きなサブユニットとの結合も酵母とはかなり異なることが予想された。
活性サブユニットおよび2番目のサブユニットに対する抗体で、それぞれの蛋白質の細胞周期での変動を調べた。静止期から血清で誘導をかける系では、いずれの蛋白質もDNA合成期に増加が見られた。盛んに増殖している細胞においては、DNA合成期で増えることが観察されたが、変動の幅は小さく、他の染色体複製に関与しているDNAポリメラーゼαの挙動と相似していた。
また、2番目に大きなサブユニット(mDPB2)の機能を検討する目的で、相互作用する蛋白質を酵母の2ハイブリットの系で検索した。数多くの候補のなかで、G蛋白質のサブユニットの一つやε14-3-3などのシグナル伝達系の因子や、pendulinなどの核移行時に機能する因子と相互作用があった。他にも転写に影響を及ぼすと思われる因子も見いだされ、現在実際に生理的条件で結合するか検討中である。

Report

(1 results)
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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