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DNA損傷チェックポイントに関与する遺伝子の作用機構の解明

Research Project

Project/Area Number 11146205
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

杉本 勝則  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (90192616)

Project Period (FY) 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
KeywordsDNA損傷 / チェックポイントコントロール
Research Abstract

出芽酵母において、RFC5遺伝子は5つのサブユニットからなるReplication factor C(RFC)のサブユニットの一つをコードする。我々は、RFC5遺伝子がDNA複製、修復に必須であるのみならずDNA複製およびS期DNA損傷チェックポイントコントロールにも重要な役割を持つことを示してきた。これらのチェックポイントにおけるRFC5の作用機序を明らかにするために、rfc5変異を大量発現したときサプレスする遺伝子を単離した。解析の結果、そのうち一つはDNA損傷チェックポイントコントロールに関与するRAP24遺伝子であった。Rad24遺伝子産物は、Replication factor C(RFC)のサブユニットのうち、Rfc2,Rfc3,Rfc4,Rfc5と結合しているのが示された。このRfc2-5とRad24の結合が、Rad24のDNA損傷チェックポイントに必須であることをみいだした。出芽酵母における遺伝学的解析から、DDC1,MEC3,RAD17は、DNA損傷チェックポイントコントロールにおいてRAD24と同じ機能をすると考えられている。Rad24とこれら3つの蛋白質の結合を免疫沈降法およびショ糖密度勾配法で検討した結果、Mec3,Rad17,Ddclは複合体を形成すること、またその複合体にRad24は含まれていないことが示された。また、rad24変異のDNA損傷感受性およびS期DNA損傷チェックポイントの欠陥はDDC1を大量発現することにより部分的にレスキューされた。これらのことから、DNA損傷チェックポイントシグナル伝達系において、Rad17-Mec3-Ddc1複合体は、Rad24の下流で機能することが示唆される。

Report

(1 results)
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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