Project/Area Number |
11148219
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo University of Pharmacy and Life Science |
Principal Investigator |
早川 磨紀男 東京薬科大学, 薬学部, 講師 (30198824)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安田 秀世 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (40111554)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | NF-κB / IκB / ユビキチン / ユビキチンリガーゼ / プロテアソーム / リン酸化 |
Research Abstract |
生理学的あるいは病理学的側面から、近年、転写因子NF-κBに対する注目が集まっている。NF-κBはその阻害タンパク質であるIκBのリン酸化、引き続き起こるIκBのユビキチン化、プロテアソームによる分解により、活性化状態となり、核に移行する。本研究では、IκBのユビキチン化の分子機構の解明を目的として、はじめにIκBのin vitroユビキチン化系を確立した。最近の報告で、IκBのユビキチンリガーゼE3のコンポーネントとしてF-boxタンパク質βTRCPが同定された。この分子は、Skp1、Cullin1タンパク質とともに複合体を形成し、SCF複合体と称されるE3のファミリーに属する。我々は、ユビキチン化活性化酵素E1、IκBkinaseのcatalyticなサブユニットIKKβ、βTRCP、Skp1、Cullin1および基質であるIκBをバキュロウイルス発現系により、ユビキチン結合酵素E2としてUBCH5を大腸菌の発現系により、大量発現させて、これを精製後、in vitroユビキチン化アッセイを行った。その結果、上記成分のみでは十分なユビキチン化が観察されなかったので、最近になりSCF familyのcomponentとして見つかったRoc1タンパク質が、このIκBのin vitroユビキチン化を促進するかどうかを検討したところ、Roc1存在下でユビキチン化が観察された。さらに、Cullin1の修飾因子としてユビキチン様タンパク質Nedd8が報告されているが、Nedd8修飾系の酵素群、APPBP-1、Uba3、UBC12およびNedd8のリコンピナントタンパク質を調製し、上記のIκBのユビキチン系に加えたところ、ユビキチン化が飛躍的に上昇した。細胞内ではこのNedd8修飾系によるユビキチンリガーゼの活性調節が、IκBキナーゼ系と共役して、NF-κB活性化の情報伝達に関与している可能性が考えられる。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)