Project/Area Number |
11151208
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
高宮 建一郎 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (80037259)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増田 建 東京工業大学, 生命理工学部, 助手 (00242305)
太田 啓之 東京工業大学, 生命理工学部, 助教授 (20233140)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
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Keywords | 葉緑体 / サイトカイニン / NADPH-プロトクロロフィリド還元酵素 / キュウリ / 情報伝達 / 形態形成 / クロロフィル |
Research Abstract |
本年度は計画に従い、次の実験を行った。 1.キュウリのNPR遺伝子転写開始上流2.3kbpから180bpまでのいくつかの欠失領域とルシフェラーゼ遺伝子との融合遺伝子を構築し、パーティクル・ガンでキュウリ黄化子葉に打ち込み、暗所でベンジルアデニン(BA)処理を行いシス領域の解析を行った。その結果、455bpと180bpの間にシス領域が存在することが示唆された。 2.600bpから90bpの間で約50bpの長さで順次欠失を持つコンストラクトを構築し、1と同様の実験を行った(リンカースキャン)が、BA処理に目立って不応答な箇所は見出されなかった。このことから、455bpと180bpのあいだの複数の領域の相互作用でBAに対する応答性が生じることが示唆された。 3.MGDG合成酵素でも、転写開始点上流約2.3kbpを含む領域とルシフェラーゼ遺伝子との融合遺伝子を構築して、1と同様な実験を行ったところ、此の領域にBA応答性のシス領域の存在が示された。 4.今後はDNAフットプリントやゲルシフトアッセイなどの方法によってシス領域を同定する予定である。
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