Project/Area Number |
11152235
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | National Institute of Genetics |
Principal Investigator |
藤沢 敏孝 国立遺伝学研究所, 個体遺伝研究系, 教授 (60000262)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
服田 昌之 国立遺伝学研究所, 個体遺伝研究系, 助手 (00249947)
清水 裕 国立遺伝学研究所, 個体遺伝研究系, 助手 (60178986)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
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Keywords | 上皮ペプチド / 形態形成分子 / ペプチド遺伝子 / 発現パターン / 免疫組織染色 |
Research Abstract |
本年度は足部形成に関わるHym-323と頭部領域を規定すると考えられるHym301について詳細な解析を進めた。同時に、足部形成を促進すると考えられる新たなペプチドの同定に成功した。 1.Hym-323の機能解析 Hym-323は16アミノ酸からなり、そのC-末端の10残基中5こが頭部形成を促進すると報告されたhead activator(HA)と一致する。しかし、Hym-323には頭部形成促進能ははなく、足部形成を促進させた。この活性はHym-323がヒドラ体軸に沿う位置情報を動かし、体を足部化することによる。Hym-323遺伝子の発現パターンも抗Hym-323抗体を用いた免疫組織染色によるペプチドの存在部域も基本的に一致し、体幹両端を除いたほぼ全域で一様に発現している。このことから、Hym-323はヒドラの体軸を規定する位置情報因子そのものか或いはその制御に関わる形態形成因子と考える。 2.Hym-301の機能解析 Hym-301はアミノ酸14残基からなり分子内S-S結合をもち、C-末端がアミド化された新規のペプチドである。Hym-301をコードする遺伝子をとり、その発現パターンをin situハイブリダイゼーションで調べたところ、頭部域の外胚葉で発現し、しかも頭部再生或いは出芽において頭部構造が出来るはるかに前から発現を開始していた。このことから、Hym-301は頭部形成に関わると考え、その機能を様々な方法で調べた結果、触手形成を促進する事を見いだした。RNAiでHym-301遺伝子を部分的にノックアウトすると、触手形成が阻害される傾向にある。このことから、Hym-301は触手形成を制御すると考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)