Project/Area Number |
11153204
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
菊池 淑子 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (00138124)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 出芽酵母 / ユビキチンライゲース / シャペロン / DnaJ / Hsp70 |
Research Abstract |
出芽酵母Tom1蛋白はC末にHect-ドメインを持つユビキチンライゲースである。欠失株は温度感受性を示し、高温にシフトすると、核分裂の開始、核構造維持、mRNAの核外輸送など、多面的な欠損が観察される。tom1の温度感受性を抑圧する変異株を単離したところ、Hsp70をコードするpdr13,Hsp70スーパーファミリーをコードするsse1や、DnaJ-ファミリーをコードするzuo1変異株であった。sse1とzuo1変異との間では遺伝学的関連は見い出されなかったが、pdr13とzuo1変異株は低温感受性増殖を示し、general stress responseが構成的に発現していた。そこで、Pdr13とZuo1タンパクが、Hsp70-DnaJパートナーであるかを検証した。2者は2-ハイブリド法による結合が確認された。さらに、それぞれにタグを付加し、免疫沈降実験を行ったところ、共沈した。従って、Pdr13とZuo1は、新たなHsp70-DnaJパートナーであり、遺伝子発現に関与していると示唆された。
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