動脈硬化発生・進展における血管内皮細胞機構に関する分子病理学的研究
Project/Area Number |
11158217
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
居石 克夫 九州大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70108710)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米満 吉和 九州大学, 医学部, 助手 (40315065)
中川 和憲 九州大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (50217668)
中島 豊 九州大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (50135349)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 血管リモデリング / 動脈硬化 / 血管新生 / 遺伝子導入 / Sevベクター / VEGF / TGFβ_1 / ecNOS |
Research Abstract |
主な本年度実績の概要は以下の通りである。 1.新規ベクターである組み換え型SeVベクターの生物学的特性について以下の検討を行った。 1)血管壁、肝、網膜、気道のin vivo、一部のexvivoにおける導入効率、導入遺伝子の発現効率の検討:これら臓器の血管内皮細胞、外膜線維芽細胞を中心とした間葉系細胞、また気道上皮細胞への導入、発現効率がとりわけ良好であり、アデノベクターによる発現効率と遜色なく、またin vivo導入時の催炎効果は極めて軽微であった。2)各種培養細胞を用いて導入要件の検討、3)in vivo導入時の発現持続時間とその規定因子の解析ならびに催炎因子の解析とその制御法の開発を行った。 2.動脈壁リモデリングにおける血管内皮細胞の機能の解析の為に、とくにVEGFトランスジェニック家兎の確立、また遺伝子導入法によるNOSのPTCA後再狭窄モデルにおけるin vivo解析と動脈硬化病変のTGFβ発現と活動性動脈硬化の病理学的示標の検討を進めている。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)