Budget Amount *help |
¥10,700,000 (Direct Cost: ¥10,700,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2000: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
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Research Abstract |
1)『金楼子』については,「知不足斎叢書」本にもとづいて作成した電子テクストを中心に,知不足斎叢書」本のもととなった『永楽大典』をはじめとして,広く『金楼子』の文章を収集し,テクスト間の校勘を進める一方,その校訂本文にもとづき,語句・典拠・歴史事項等についての注釈作業を継続した。全篇の注釈を完成するには若干の期日を要するが,成果の公開については,公刊を含めて検討中である。なお,校訂本文については,研究代表者のwebサイト(http://friday.c.u-tokyo.ac.jp)にて公開予定である。 2)文学批評用語の研究は,評語の構成要素としてしばしば登場する字に着目し,「清」「軽」「艶」「雄」「健」など多くの字について検討を加え、その研究会での討議を契機とした論文が研究協力者(谷口洋氏『奈良女子大学文学部紀要』・副島一郎氏『中国文学報』)によって公開される運びとなった。最終的な目的である批評用語集にむけて、現在データの整理中である。 3)六朝伝記資料については,XMLによって『六朝詩人伝』汎用データ化を進め,当該研究に関わった研究者間でのデータ共有の便を図ったが,公刊物の電子データにあたるため,一般への公開は予定していない。なお,六朝伝記およびその関連資料の調査を,コレージュドフランス極東研究所および東洋語図書館(いずれもフランス・パリ)にて行なった。
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