分子組織体と電子素子とのインターフェース構築のためのナノファブリケーション
Project/Area Number |
11167244
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
杉村 博之 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (10293656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 泰志 名古屋大学, 工学研究科, 助手 (10252264)
高井 治 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (40110712)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2000: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 有機薄膜 / 自己組織化単分子膜 / 有機シラン / 真空紫外光 / 微細加工 / リソグラフィ / レジスト / 原子間力顕微鏡 |
Research Abstract |
本年度は下記の2つの研究項目について研究を行った。 (1)分子組織体微細構造の作製とその電気的性質の評価 初年度に開発した真空紫外リソグラフィと選択分子吸着法により、シリコン基板表面に、複数の有機分子組織体からなるマイクロ構造を作製した。走査型プローブ顕微鏡による表面電位測定によって、有機分子組織体のもつ双極子モーメントを局所的に評価した、その結果、モーメントの向きと大きさを、分子組織体を表面修飾することで、μmレベルの空間精度で制御することができることがわかった、 (2)ナノ構造化分子組織体微細構造の作製と評価 初年度および本年度前半の研究成果に基づいて、ナノメートルでの分子組織体構築の研究を行った。既に基礎研究の終えているAFMリソグラフィ技術を用いてナノメートルレベルの微細パターンを形成し、その上に、(1)によって条件等の確立している選択分子吸着法によって、分子組織体のナノ構造体を構築した、最小20nmの微細構造を構築できた。 以上の研究結果により、マイクロメートル〜なのメートルのスケールでの分子組織体の微細構造を作製できるようになった。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)