Project/Area Number |
11213101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Research Institute for Humanity and Nature (2001-2002) Kyoto University (1999-2000) |
Principal Investigator |
和田 英太郎 総合地球環境学研究所, 教授 (40013578)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菊澤 喜八郎 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (50271599)
甲山 隆司 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究科, 教授 (60178233)
吉岡 崇仁 総合地球環境学研究所, 研究部, 助教授 (50202396)
武田 博清 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (60109048)
広瀬 忠樹 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 教授 (90092311)
小池 孝良 北海道大学, 北方生物圏フィールド化学センター, 教授 (10270919)
占部 城太郎 京都大学, 生態学研究センター, 助教授 (50250163)
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Project Period (FY) |
2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥12,300,000 (Direct Cost: ¥12,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2001: ¥4,700,000 (Direct Cost: ¥4,700,000)
Fiscal Year 2000: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 陸域生態系 / 水系 / 大気二酸化炭素 / IGBP-GCTE / TEMA / 苫小牧水系 / 琵琶湖水系 / 炭素のシンク / 大気中の二酸化炭素 / 炭素サイクル / 森林 / 土壌 / 渓流水 / 湖 / 窒素サイクル / 大気中の炭酸ガス / 地球環境変化 / 応答 / 苫小牧 / 琵琶湖-淀川 |
Research Abstract |
本研究では平成9年〜10年度国際共同研究IGBP-MEXT及び平成11年〜13年にかけて実施された特定領域「陸域生態系の応答」のとりまとめを行った。具体的には5年間の成果を国際的に発信するための国際シンポジウム「Response of Terrestrial Watershed Ecosystems in Monsoon Asia to Global Change」を2002年11月24日〜26日京都国際会館で開催した。基調講演2、口頭発表25、ポスター発表8の合計35課題の発表があり、参加者は100名を越えた。 国際シンポジウム最終日に、"GCTE-TEMA evaluation and ex TEMA advisory meeting"を開催し、L.Pitelka(GCTE)、J.Canadell(Global Carbon Project)、D.Ojima(IGBPII-Land)をはじめとする外国人研究者から、研究成果の評価をうけ、また時期研究計画へのシーズを探った。外国人研究者による当該プロジェクトの評価は高かった。特に、集水域を含む陸上生態系での取り組みは、国際的に見てもユニークであり、統合的研究を進めたことが高い評価をえた。 成果の公表については、分野横断型の出版物とするのが適当であるという意見であった。今後の我国におけるIGBP-GCTE-TEMAの展開についてもつっこんだ議論を行い、この研究はIGBP PhaseIIの研究の中で計画されているIGBP-LANDで展開することが要望された。この国際シンポジウムの成果とりまとめは日本学術会議IGBP専門委員会「フェイズIIに向かう新しい流れと展望(平成15年2月6日〜7日)」で報告した。また、出版物としては和文書「地球環境と生態系(仮題)」及び生態学会英文誌「Ecological Research」の特集号を公表する(編集委員長承諾済み)ことになっている。
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