知的活動支援を目的としたエピソード映像記録のための情報要約機構
Project/Area Number |
11230201
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Future University-Hakodate (2000-2001) Hokkaido University (1999) |
Principal Investigator |
川嶋 稔夫 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (20152952)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
守田 了 山口大学, 工学部, 助教授 (70253169)
長崎 健 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 講師 (70325893)
青木 由直 北海道大学, 工学研究科, 教授 (90001180)
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Project Period (FY) |
1999 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥25,300,000 (Direct Cost: ¥25,300,000)
Fiscal Year 2001: ¥7,500,000 (Direct Cost: ¥7,500,000)
Fiscal Year 2000: ¥8,500,000 (Direct Cost: ¥8,500,000)
Fiscal Year 1999: ¥9,300,000 (Direct Cost: ¥9,300,000)
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Keywords | エピソード記憶支援 / 局所的不変量 / 映像検索 / ブラウザー / 要約 / 記憶支援 / エピソード記憶 / 情報端末 |
Research Abstract |
映像記録が可能な携帯端末を用いて、ユーザの頭部に装着した小型カメラから撮影した日常生活の映像を、内容や状況によって分類し、要約記録、整理、編集、管理するための手法の確立を目指した。本年度の成果は以下のとおりである。 1 効果的な想起のためのエピソード映像ブラウジング方式の検討 頭部装着カメラから記録した映像の中から、要点となる行動や対象を検出するとともに、場所の同定を映像分析によって行い、これらの情報からエピソードの記録をブラウジングする方法を提案した。ブラウジングは、場所、動作、対象に基づいて行い、興味の対象に応じてキーを変更しながら行う構成とした。 2 エピソードにおける個人差を反映するリアルタイムインタラクション 映像の要約を個人の行動をベースに構成していく方法を提案した。一般に人間の活動は、起点となる場所、すなわち日常生活の多くの時間を過ごす場所と、それ以外の場所に分けられ、多くの時間を過ごす場所での行動の記録と、それ以外の場所での行動をテーブルのように配置することで、日常生活の記録の概要を把握できるようになる。 また、人物の視線の挙動を事前に記録しておいて、視線パターンの個人差を反映した画像処理による行動の検出法についても提案を行った。 3 シナリオに沿った映像記録データによる要約機構の評価 上記、1,2の手法を実験的に評価するために、1名の人物の3日間にわたる行動、3名の人物について、シナリオに基づいた30分程度の記録を5セットづつ記録し分析し評価を行った。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)