Project/Area Number |
11470090
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
奥村 康 順天堂大, 医学部, 教授 (50009700)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榧垣 伸彦 順天堂大学, 医学部, 助手 (80317403)
八木田 秀雄 順天堂大学, 医学部, 助教授 (30182306)
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Project Period (FY) |
1999 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥10,800,000 (Direct Cost: ¥10,800,000)
Fiscal Year 2001: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2000: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 1999: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
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Keywords | 細胞障害性リンパ球 / アポトーシス / TRAIL / TWEAK / Fasリガンド / TNF / 生体防御 / 抗腫瘍効果 / CTL / NK / FasL / パーフォリン / IFN / 細胞傷害活性 |
Research Abstract |
前年度までに我々は、Fas ligand(FasL)やtumor necrosis factor(TNF)-related apoptosis-inducing ligand(TRAIL)といったアポトーシス誘導分子がキラー細胞による標的細胞破壊機構に関与することを、主としてin vitro実験系にて解析を行ってきた。本研究において我々は、TRAIL分子のin vivoにおける機能について解析した結果、肝NK細胞がIFN-γ刺激によって恒常的にTRAIL分子を発現し、TRAILに対して感受性を示す種々の癌細胞の肝臓転移に対して、抑制的に働くことをマウスモデルを用いて明かとした。さらに、新規TNFファミリー分子であるTWEAKの発現と免疫系における機能について、新たに樹立した抗ヒトTWEAKモノクローナル抗体(CARL-1)を用いて、ヒト末梢血T、B、NK細胞および単球上のTWEAKの発現を解析した結果、TWEAK分子が、IFN-γによって単球細胞上に選択的に発現誘導されること、および、IFN-γによって活性化された単球の標的細胞傷害機構にはTRAILやTNF-αに加え、TWEAKを介した経路も関与することをin vitro実験系にて明かとした。ある種の腫瘍に対しては、単球細胞がエフェクター細胞として重要であることが報告されており、TWEAKが、TRAILやTNF-αとともに単球細胞による抗腫瘍効果の一翼を担っている可能性が考えられた。
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