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膜貫通型CD14発現のサイトカインによる制御および歯周病病型診断への応用の可能性

Research Project

Project/Area Number 11470463
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Periodontal dentistry
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

長谷川 紘司  昭和大, 歯学部, 教授 (70014024)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡松 良昌  昭和大学, 歯学部, 助手 (50286845)
宮澤 康  昭和大学, 歯学部, 講師 (90219775)
小林 誠  昭和大学, 歯学部, 講師 (80186767)
Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥7,300,000 (Direct Cost: ¥7,300,000)
Fiscal Year 2000: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 1999: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Keywords膜貫通型CD14 / ヒト歯肉線維芽細胞 / ヒトモノサイト / インターロイキン1β / トゥーモルネクローシスファクターα / インターフェロンγ / リポポリサッカライド / 細胞内シグナル伝達機構
Research Abstract

歯周病原性細菌のlipopolysaccharide(LPS)は、モノサイト/マクロファージや線維芽細胞のサイトカイン産生を誘導し、また、骨吸収を促進することから、歯周病の発症および進行に深く関わっていることが明らかにされている。また、これらの細胞の表層に存在している膜貫通型CD14(mCD14)はLPSレセプターの1つであり、これらの細胞におけるシグナル伝達機構において重要な役割を演じていると考えられている。そこで本年度我々は、ヒト歯肉線維芽細胞(HGF)におけるmCD14局在の確認、およびHGFにおける各種サイトカインによるmCD14発現の制御について検討し、以下に示す結果を得た。(1)HGFは恒常的にmCD14を発現していることがメッセージレベルおよび蛋白レベルで確認された。(2)非刺激の条件下で、mCD14の発現量は各cell populationにより異なっていた。(3)mCD14の発現はIL-1β、TNF-αあるいはIFN-γの刺激により促進されることが、メッセージレベルおよび蛋白レベルで確認された。これらの結果は、HGFもmCD14を介してLPSのシグナルを細胞内に伝達し得ること、またこのmCD14の発現は炎症歯肉組織中において促進されている可能性があることから、mCD14が局所における炎症のマーカーに成り得ることを示唆している。

Report

(1 results)
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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