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熱的快適性に基づく省エネルギー性評価に関する研究

Research Project

Project/Area Number 11650615
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Architectural environment/equipment
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

伊藤 直明  早稲田大, 教授 (20087266)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 堀 祐治  早稲田大学, 理工学総合研究センター, 研究員
Project Period (FY) 1999 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords環境評価 / 熱的快適性 / 温冷感 / 不満足者率 / 不均一熱環境 / 暖房 / 被験者 / エネルギー
Research Abstract

エネルギー問題がクローズアップされる今日、室内の熱的快適性を維持するために必要とされる空調エネルギーについても、より消費量の少ない手法を検討することが求められ、そのためには、様々に構成される室内熱環境について、得られる熱的快適性を予測評価することが必要になる。ここで、現在の一般的な温熱指標では、温度分布の均一性が仮定された室内環境にのみ適応が限られており、通常の冷暖房時のように、気流や対流、垂直温度分布、温・冷放射が存在する非等温な室内環境の評価には問題が指摘されている。すなわち、温・冷放射の存在や空気温度の分布は熱的快適性に影響を与えるものであり、通常の非等温な室内熱環境評価のためには、熱環境の不均一性を考慮した熱的快適性の予測手法が必要となる。
本研究は数種の代表的な空調システムの下に、適切な熱供給形態を見いだすことに主眼を置き、実験、及び理論的に検討を加え、非等温な室内温熱環境の評価に適応する温熱指標の作成、及び空調システムの消費エネルギー量について、熱的快適性により評価することを目的としている。
本年度は当研究の2年目であり、研究初年度に得られた暖房方式による室内熱環境の不均一性の傾向について解析を行い、その一部をシンポジュウムにて講演した。また本年度の実験研究として、実際の住宅において、数種の暖房方式による室内気候形成の違いとそれぞれの快適性の分布、並びに必要とされるエネルギー消費量を明らかにする被験者実験を実施した。この実験からは、各種暖房方式による不均一熱環境の形成と室内の快適性の分布が示され、室の使用形態に伴った効率的な暖房手法と、エネルギー消費量が明らかになっており、この結果について学会への報告を計画している。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 堀祐治: "床暖房使用時の熱的快適性評価"第24回人間-生活環境系シンポジウム予稿集. 17-20 (2000)

    • Related Report
      2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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