肝細胞増殖因子活性化因子と類似した構造を持つ新規血漿蛋白質(PHBP)の機能解析
Project/Area Number |
11672179
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Biological pharmacy
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
三浦 南虎 昭和大, 薬学部, 助教授 (10146904)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | HGF / HGFA / PHBP / セリンプロテアーゼ / 血漿蛋白質 |
Research Abstract |
1)四種類(AC4,AD1,CE9,FA3)の抗PHBPマウスモノクローナル抗体の作成に成功した。AC4とCE9は非還元のPHBPとのみ反応しPHBPの精製に適していた。一方、AD1とFA3は精製には適していなかったが、還元したPHBPとも反応した。 2)各種MCA-ペプチドを用いた消化実験で、PHBPはアルギニンのC末を最も効率良く切断し、次いでリジンのC末を切断したが、その他のアミノ酸のC末は切断しなかった。 3)PHBPは自己消化により内部が一ケ所切断され活性型に変換するセリンプロテアーゼである事が明かとなった。また、この自己活性化はホスファチジルエタノールアミン等の陰イオン物質の存在により促進された。 4)PHBPのプロテアーゼ活性を阻害する蛋白質を血漿中より精製し、そのアミノ酸配列を同定したところClインヒビターであった。 5)PHBPにより切断される血漿蛋白質を調べたところ、フィブリノーゲンやフィブロネクチンを切断した。また、一本鎖のウロキナーゼを切断し活性型に変換した。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)