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広帯域のX線スペクトルを用いた銀河団の研究

Research Project

Project/Area Number 11740124
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Astronomy
Research InstitutionUniversity of Miyazaki

Principal Investigator

廿日出 勇  宮崎大学, 工学部, 助教授 (30221500)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Keywords銀河団 / X線スペクトル / 重元素量 / Ginga / 化学組成
Research Abstract

「ぎんが」衛星のデータ解析システムの移植
「ぎんが」衛星の全ての観測データをCD-ROM化し、多様なプラットホーム(PC、WS)のコンピュータからアクセスできるようにした。また、観測データの数値ダンプ、観測データのプロット、スペクトルファイルの作成、バックグランドファイルの作成、汎用のX線スペクトル解析ソフト(XSPEC)でスペクトルファイルを扱えるようにするためのファイル変換をUNIX WS(SunOS 4.x)上で行えるようにした。これにより、従来大型計算機でしか行えなかった「ぎんが」のX線スペクトルの解析がSun WSで行えるようになった。さらに多くのプラットホームで解析が行えるように、これらのソフトウエアをLinuxへ移植した。現在、正しく動作するか検証を行っている。
銀河団のデータ解析
「ぎんが」衛星は49個の銀河団をポインティング観測している。このうち40個の銀河団について解析を行い、1〜20keVのエネルギー範囲のX線スペクトルを求めた。電離平衡にある光学的に薄いプラズマからの熱輻射モデルを用いて、銀河団の温度、重元素の水素に対する存在比、Emission Integralを求めた。これまでの観測から銀河団の温度、重元素の存在比、X線光度には相関があることが知られているが、「ぎんが」の40個のサンプルから、重元素の存在比が温度の-0.42乗に比例すること、X線光度が温度の3.8乗に比例することがわかった。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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