動的全反射蛍光法のよる液/液界面のフラクタル次元解析
Project/Area Number |
11740404
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
分離・精製・検出法
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
石坂 昌司 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助手 (80311520)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 液 / 液界面 / 全反射蛍光法 / 動的蛍光異方性 / 励起エネルギー移動 |
Research Abstract |
1.液/液界面吸着色素の動的異方性 界面吸着した蛍光プローブ分子集団にS偏光のパルスレーザー光を照射し、全反射蛍光減衰曲線の検光子角度依存性を測定することにより、界面吸着種の分子回転の自由度の見積もりを行った。この手法を用いることにより、液/液界面の厚さ(〜10Å)に関する評価が可能であることを示した。 2.液/液界面吸着分子間における励起エネルギー移動消光反応ダイナミクス 液/液界面に励起エネルギーのドナー分子とアクセプター分子を吸着させ、全反射条件下で励起エネルギー移動消光ダイナミクスの測定を行った。Klafter-Blumenモデルで励起エネルギー移動消光ダイナミクスの解析を行い、エネルギー移動次元を求めることによって、液/液界面の空間的な乱れや揺らぎ(〜70Å)に関する評価が可能であることを示した。 3.液/液界面における溶媒極性に及ぼす界面の空間的乱れの影響 液/液界面に吸着したSulforhodamine Bの全反射蛍光減衰曲線の解析から、液/液界面における溶媒極性の評価を行った。また、上記1、2の手法を用い界面の空間的乱れの評価も合わせて行い、界面の溶媒極性と空間的な乱れの関係について検討した。比較的フラットな界面の溶媒極性は、水相と有機相の溶媒極性の1/2の値を示した。一方、空間的に乱れた界面の溶媒極性は、水相と有機相の溶媒極性の1/2の値から若干のずれが生じることが分かった。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)