Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2000: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1999: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Research Abstract |
本研究では全球の1km-DEMとしてUSGSが配布しているGTOPO30と関連するグローバルデータセットを利用して,全球の陸地について(南極を除く)落水線図を作成した.GTOPO30を利用した同種のプロダクトしては,USGSが"Hydrolk,Elevation Derivative Database"として,(1)Aspect,(2)Flow Direction,(3)Flow Accumulation,(4)Slope,(5)Compound Topographic Indexの5種類を URL http://edcwww.cr.usgs.gov/landdaac/gtopo30/hydor/index.htmlにて公開している.本研究を開始した時点ではアジア地域については公開されていなかったが,現時点では全球陸域(極を除く)で作成された.しかしながら,投影法が「Lambert Azimuthal Equal Areaprojection」のため,他のデータセットと重ね合わせて使う場合には「Lambert Azimuthal Equal Area projection」に統一する必要があるほか,別の空間スケールで作成する場合には再度手作業による編集作業が必要となり,実用性に欠いたものである.本研究では汎用的にスケーラブルな解像度で落水線モデルの開発が行えるよう,計算機によるアルゴリズムの開発を中心に研究を実施した. 成果としては,標高データとして30秒メッシュスケールのGTOPO30,河道網データとしてDCWおよびWBD-II、30秒メッシュスケールの土地被覆データとしてUSGS・Land Cover Mapを入手・利用して,アジア地域の落水線モデルを作成した.作成した落水線モデルから河道網を再現すると教師データとしたDCW河道網図と一部の地域でずれることが確認できた.さらに,落水線モデルから再現できる河道網図が教師データとして利用した河道網図と一致するようにアルゴリズムの改良を行い,全球を対象に落水線モデルを作成した.一方で,グローバルな水資源を研究を行うグループからの要求を受け,0.1度メッシュスケールでのグローバル落水線モデルを作成した.
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