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建築空間の拡大に伴う空間規模の評価尺度の変化と施設計画への利用の可能性の検討

Research Project

Project/Area Number 11750549
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Town planning/Architectural planning
Research InstitutionAkita Prefectural University

Principal Investigator

込山 敦司  秋田県立大学, システム科学技術学部, 講師 (00308222)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2000: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywords時間感覚 / 距離感覚 / 認知 / 予測 / 大規模空間 / 施設 / 尺度 / 移動 / CG / VRパノラマ
Research Abstract

本年度は,実際の空間に対する認知を調べる実験を行った。実験内容は空間内の移動時間に関するもので,実験場所を学生が毎週定期的に利用しているある一カ所に固定し,そこから建物の様々な場所までの移動時間を予測させる実験である。同時に,被験者の距離感覚に関する調査も行った。実験対象箇所は,被験者達が場所の把握がしやすい所とし,かつ同一階の場所,1階上,1階下(1階から3階を利用し,実験での基準となる場所を2階の部屋に設定)の3グループの場所,合計24箇所。被験者自身の各地点に対する移動時間予測値は,ある程度の一貫性をもって回答が得られており,非常に長めに回答するものと,わりあい正確に回答するものにわかれていた。各箇所における結果は,時速4km/hで移動した際に想定される移動時間で80秒あたりから,回答者の予測時間の分布はほぼ正規分布をなしていた。80秒よりも短い場合,予測時間の分布は正規分布をなさず,ばらつきがみられた。だが80秒よりも近い箇所においても,非常に頻繁に行き来をしている箇所では,正規分布をなしていた。逆に80秒より長い場合でも,めったに行かない箇所やわかりにくい箇所は分布の形がみだれていた。全体の結果は,多くの場合想定時間は過大評価され,長距離の場合,1.5倍から2倍程度まで過大評価されている。全体の結果の回帰分析からは,回帰係数が0.3以下であまり良い結果は得られなかった。このため,被験者の特性と空間の特性の双方が,結果に影響していることが予想された。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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