CD6^+γδT細胞による副腎クロマフィン細胞の刺激と神経細胞への形質転換
Project/Area Number |
11760199
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Basic veterinary science/Basic zootechnical science
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
今野 明弘 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 助手 (00271651)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2000: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | ウシ / CD6 / CD6 ligand / ALCAM / CD166 / γδTリンパ球 / 自律神経 / 接着分子 / γST細胞 / 交感神経 |
Research Abstract |
脾臓組織cDNAを鋳型にしてPCRクローニングを行い、現在までに、翻訳領域の5'末端36塩基と3'末端21塩基を除く2つのウシCD6アイソフォーム(boCD6a 1653塩基;boCD6b 1470塩基)cDNAのシークエンスを終了した。ウシCD6結合分子については、免疫組織化学的研究によって、ヒトCD6結合細胞が高密度に分布していた交感神経節(頚胸神経節)のcDNAを鋳型にして、同様にPCRクローニングを行い、ウシALCAMの全翻訳領域(1749塩基)の配列を決定した。次に、CD6およびALCAMの両結合部位をヒト、マウス、ウシで比較し、結合に必要不可欠な配列がウシにおいても完全に保存されていることを確認した。さらに、ヒトCD6結合細胞が存在した組織(大脳軟膜、延髄、胸髄、頚胸神経節、副腎髄質、胸腺、脾臓、リンパ節)におけるウシALCAMの発現をRT-PCR法によって研究し、同組織にはALCAM mRNAが発現していることを明らかにした。以上の結果から、ウシ組織上のヒトCD6結合分子はALCAMであり、ウシのCD6とALCAMが結合可能であると考えられた。また、ウシ脾臓単核細胞分画cDNAを鋳型にしてウシNGF特異的プライマーを用いてPCRを行い、同分画中にNGF mRNAの発現を確認した。抗ウシNGFポリクローナル抗体、抗ウシγδTリンパ球抗原受容体(TcR)モノクローナル抗体(mAb)および/または抗ウシCD6 mAbを一次抗体とした組織蛍光抗体2重染色法では、脾臓のCD6^+γδTリンパ球の細胞質中にNGFの免疫活性が確認された。これらの結果から、CD6^+γδTリンパ球はALCAM^+交感神経終末に脾臓組織中で接着するとともに、NGFを分泌し、交感神経の成長・維持に関わることが示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)
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[Publications] Konno, A., Ahn, J-S., Kitamura, H., Hamilton, M.J., Gebe, J.A., Aruffo, A., Davis, W.C.: "Tissue distribution of CD6 and CD6-ligand in cattle : Expression of the CD6-ligand (ALCAM, CD166) in the autonomic nervous system of cattle and the human."Journal of Leukocyte Biology. (印刷中).