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ニワトリ肢芽の筋の分化と支配神経の分化についての発生学的研究

Research Project

Project/Area Number 11770004
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General anatomy (including Histology/Embryology)
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

秋田 恵一  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (80231819)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2000: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywords筋の発生 / 四肢の発生 / パターン形成 / 神経支配 / ニワトリ胚
Research Abstract

運動器としての筋の形態学的解析ならびに類型解剖学的・比較解剖学的解析(解釈)において,神経支配は相同関係を論ずる際の1つの指標としてとらえられてきた。本研究は,この神経支配の形成過程を,経時的・空間的にとらえることを目的としておこなった。筋の神経支配の獲得様式についてはすでに多くの研究があり,培養細胞レベルにおける研究や,筋の発生初期における研究は多くみられるが,筋の分化にともなって支配神経がどのように変化していくかということについての研究はこれまであまりみられなかった。ニワトリ肢芽を用いて,筋の分化パターンと神経の分枝パターンとの関係について観察を試みた。その結果,神経の走行位置がはじめから決定されているのではなく,筋の分化・形成に応じて変化していっていることも明らかになった。また,翼芽が完全には形成されないJapanese wingless mutantの成体の解剖および連続切片による胚の神経分布の解析をおこない,翼の発生が止まる部分においては筋の分化とともに支配神経の分枝も止まることを確認した。これらをもとにウズラ筋芽細胞の培養をおこない,ニワトリ肢芽への培養細胞塊の移植実験をおこなった。筋芽細胞塊は,他の筋と同様に通常の筋の分化に取り込まれ,それに伴い支配神経を受けることがわかった。しかし,培養細胞が時として急速に細胞死を起こすことがあることなどにより,過剰細胞の存在による過剰筋の形成を観察することはできなかった。移植細胞塊にも正常の神経支配が形成されることは確認できたが,神経支配様式への影響を完全に追求するところまで結果は得られなかった。よって現在その点について追加実験をおこなっているところである。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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