実験動物モデルによる成人呼吸窮迫症候群と荷重部無気肺:画像解析を用いた検討
Project/Area Number |
11770503
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
富山 憲幸 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (50294070)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 成人呼吸窮迫症候群 / 呼吸不全 / Computed tomography(CT) / 画像解析 |
Research Abstract |
成人呼吸窮迫症候群を呈した症例25例と同じく急性の呼吸不全に陥るが原因が不明である急性間質性肺炎を生じた症例25例の計50例のCT画像を集めて、その画像所見を検討した。方法としては二人の放射線科専門医がそれぞれにすべてのCT画像の読影を行った。その結果を集計して統計解析を行い、スリガラス陰影や浸潤影、小葉間隔壁の肥厚像、牽引性気管支拡張像、蜂窩肺、小葉内線状影、小葉中心性結節などのCT所見とその程度や分布、またその発症からCT撮像までの時期によってこれらの所見に違いがあるかどうかを検討した。次にこれら二つの疾患のCT画像を比較検討し、CT所見に違いがあるかどうかを詳細に検討した。その結果、陰影の分布に関しては急性間質性肺炎では陰影は両側肺対称性であることが多いのに対して、成人呼吸窮迫症候群では非対称性に陰影が認められることが多いのが特徴的であることが判明した。スリガラス陰影は成人呼吸窮迫症候群と急性間質性肺炎のどちらにおいてもほぼすべての症例に認められ、浸潤影や小葉間隔壁の肥厚像、牽引性気管支拡張像、蜂窩肺、小葉内線状影、小葉中心性結節についてはスリガラス陰影に比べ認められる頻度は低いものの成人呼吸窮迫症候群と急性間質性肺炎のどちらにもほぼ同程度に認められることがわかった。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)