Project/Area Number |
11770647
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Metabolomics
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
竹井 真一郎 埼玉医科大学, 医学部, 助手 (30286067)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2000: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | NODマウス / 膵ラ氏島 / IL-4 |
Research Abstract |
NODマウスは、ヒトI型糖尿病発症の代表的モデルの一つであり、発症抑制に重要な役割を果たしているIL-4遺伝子発現と糖尿病発症との関連について、NODマウスを用いて研究を進めている。今回糖尿病発症の種々の過程における、IL-4遺伝子の発現をRT-PCR法を用いて継続的に定量したところ、内因性のIL-4遺伝子の発現を生後2週齢雌NODマウスの膵ラ氏島に認めた。膵ラ氏島内でのIL-4の発現は、抗IL-4抗体を用いた組織免疫染色法からも観察する事ができた。さらに発現が膵ラ氏島に限局されていることは、抗インスリン抗体を用いた組織免疫染色、および膵β細胞株であるMIN6N細胞を用いた実験からも証明された。また興味深いことに、膵島炎発症直前と思われる4〜5週齢においては、膵ラ氏島でのIL-4遺伝子発現が著しく低下(約50%以下)していた。この結果から、膵ラ氏島における内因性IL-4遺伝子の発現が、膵β細胞の破壊抑制に深く関与していることを示唆している。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)