悪性神経膠腫に対するACNU少量反復投与の有効性の研究
Project/Area Number |
11770763
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cerebral neurosurgery
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
松角 宏一郎 九大, 医学部, 助手 (80304799)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | glioma / chemotherapy / ACNU |
Research Abstract |
悪性脳腫瘍の対する化学療法剤としてACNUがあるが、その治療効果はいまだ十分ではない。現在のところ悪性脳腫瘍に対して効果がある他の薬剤はなく、ACNUを使わざるを得ない状況である。一方で多臓器癌に対して、抗がん剤の少量頻回投与が奏功するという報告がある。今回われわれは悪性脳腫瘍に対するACNUの少量頻回投与の効果を検討した。C6グリオーマ細胞株を移植したラット脳腫瘍モデルを用いて、ACNUの少量頻回投与の効果を確認する実験を行った。ACNUの代わりに生食を投与した群(n=15)、ACNU5mg一回投与群(n=15)、ACNU250μg(n=15)を週5回4週間投与群の3群間で生存期間を比較した。その生存期間はACNUの代わりに生食を投与した群(n=15)で平均27日間、ACNU5mg一回投与群(n=15)平均34日間、ACNU250μg(n=15)平均38日間であった。ACNUの少量頻回投与群でわずかに平均生存期間が延長したが、有意差はなかった。ACNUの少量頻回投与の効果を示すことはできなかったが、生存期間の延長傾向は認められた。今後一群のnを増やすことで、その効果の有意差が認められるのではないかと考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)