組織特異的プロモーターを用いに軟骨肉腫の遺伝子治療法の確立
Project/Area Number |
11770798
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
名井 陽 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (10263261)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 軟骨肉腫 / 遺伝子治療 / XI型コラーゲン / 組織特異的プロモーター / チミジンキナーゼ / ガンシクロビル / GFP |
Research Abstract |
1.担癌ヌードマウスの作成 ヒト粘液型軟骨肉腫より樹立した細胞株HCS-TG/C3、HCS-TG/E2は、その後の調査でヌードマウスでの造腫瘍性が弱くin vivoでの遺伝子治療実験には不適当と考え、これらのクローンの親株であるHCS-TG細胞をヌードマウスに移植し皮下腫瘍を作成した。この腫瘍はヌードマウスで継代可能であった。 2.CMVプロモーターにより発現制御されるHerpes Simplex Virus Tymidine Kinase(HSV-TK)遺伝子ベクターのin vivo electroporationによる腫瘍内導入 遺伝子の細胞内移行の至適条件を決定するため腫瘍が直径5cm程度に達したときに、FITC標識オリゴヌクレオチドを腫瘍内に5箇所注射し、それぞれの周囲に、6本の針電極を組み合わせ簡便に3方向から電圧をかけられる電極を挿入しelectroporationを行った。翌日、腫瘍組織を摘出し凍結切片を作成して蛍光顕微鏡下に細胞内のFITCラベルを観察した。FITCラベルオリゴヌクレオチドは核内に局在しており、その導入が確認された。また同時にelectroporation の至適条件を決定した。現在、CMVプロモーター制御のHSV-TKとクラゲ蛍光蛋白GFPの融合蛋白の遺伝子をヌードマウス腫瘍に注射、electroporationを行い、腫瘍内での蛋白発現をGFPの蛍光を観察することにより経時的に解析した。 3.軟骨特異的Xl型コラーゲンalpha1鎖のプロモーターを含むHSV-TK遺伝子発現ベクターの作成 PNASSβをバックボーンにColXIa1プロモーターおよび第1イントロン、HSV-TK/GFP fusion geneの挿入を試みたが、XI型コラーゲン発現細胞において正しい発現を示すクローンが得られなかったため、別の発現ベクターに対しプロモーターを入れ替えてコンストラクションを行った。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)