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末梢神経の複合神経活動磁界の計測

Research Project

Project/Area Number 11770813
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Orthopaedic surgery
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

猪飼 隆  順天堂大, 医学部, 助手 (90306936)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2000: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1999: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords末梢神経 / 磁界計測 / 活動磁界 / 等磁界マップ / 電流四重極子パターン
Research Abstract

本実験の目的は,末梢神経障害における活動磁界計測の臨床応用のために,末梢神経から発生する活動磁界に関して基礎的研究を行い,その磁界生理学的な知識を蓄積することである.
現在までの実験として,蛙の坐骨神経を摘出し,リンゲル液中に浸す,もしくは寒天上におき,矩形波で刺激し活動磁界を計測した.活動磁界の計測は,NTT基礎研究所内にある7チャンネル2次勾配型SQUID磁束計を用いて行った.計測された波形をコンピューターに取り込み,神経磁界解析ソフトを用いて解析した.その結果,2相性の波形が観測され,等磁界マップを作成すると,脱分極と再分極に伴う電流四重極子パターンが神経に沿って刺激部位から末梢に向かい,時間経過に伴い移動するのが観察された.ここまでの結果を,日本脳波筋電図学会,生理学研究会にて報告し,論文作成中である.
現在までに末梢神経活動磁界の計測を行った報告は,1980年Wikswoらが蛙の坐骨神経を,トロイド検出コイルに通し,神経の活動電流によってトロイドコイルに誘導された電流を,SQUID磁束計に導き,これを磁界として検出したのが最初で,ln vitroでの報告はほとんどなく,本実験によって得られる結果は,神経磁界を理解する上で非常に重要であると思われる.
現在は,神経障害モデルを作成し,解析ソフトでのシュミレーションとの比較,また神経周囲の導体の違いによる活動磁界への影響などに関し実験中である.

Report

(1 results)
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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