• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

α2アゴニスト(ミバゼロール)の鎮痛作用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 11770830
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Anesthesiology/Resuscitation studies
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

合谷木 徹  秋田大, 医学部, 助手 (30302277)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2000: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsα_2アゴニスト / ミバゼロール / 疼痛 / ティルフリックテスト
Research Abstract

目的:
最近開発されたα2-アドレナリン受容体アゴニストであるミバゼロールはイミダゾリン受容体に比べα2受容体に対する選択性(親和性)が高いため、デキサメデトメジンとは異なり血圧降下作用が少なく、その安全性が実験的に確認されている(Acta Anaesth Scand 1997)。しかし、その至適量は明らかではないため、このミバゼロールをラットのクモ膜下腔に投与し、その鎮痛効果を実験的に検討するのが目的である。
方法:
(1)ラットを用いて、ミバゼロール群、生食の対照群の2群に分ける。
(2)クモ膜下腔カテーテルの挿入
・イソフルレン麻酔下に、腰部を露出しL3-4からクモ膜下腔にPE-10カテーテルを1.5センチ頭側に進める。
・カテーテルを固定し創部を縫合した後、麻酔から覚醒させる。
(3)1週間後に神経学的欠落のないラットにおいて疼痛実験を行う。
・クモ膜下腔カテーテルよりミバゼロールを10μl注入し、生理食塩水10μlで洗い流す。
・Tail Flick testによりラットが逃避行動を現すまでの時間を測定する。
・ミバゼロール群ではミバゼロール(0.1、0.2、0.4、0.8、40、80、160μg)を投与し、投与前、投与後2.5分、5分、10分、15分、20分、25分、30分、40分、50分、および60分に測定する。
(4)%MPE(maximum possible effect)を求め、経時的変化と容量反応の関係を検討する。ED50を求める。
結果:
0.1μgでは、生食投与と同様に%MPEの値は0、もしくはマイナスになった。0.2μgにおいては最大でも20%、0.4μgで最大80%になった。ピークに達する時間は、投与後5分から10分後に達する。10分後のED50は約0.3μgである。

Report

(1 results)
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi