Project/Area Number |
11770958
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
柳本 茂久 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (90286542)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | β_3-adrenaline receptor / Estrogen / Menopause / Lipid Metabolism / Vasceraltat / β3-adrenergic receptor / Visceral fat |
Research Abstract |
【背景】 ライフスタイルの欧米化に伴う内蔵脂肪の蓄積増加は、SyndromeXや内臓脂肪症候群として生活習慣病のリスクファクターとして重要な問題となっている。一般に女性における脂肪蓄積形態は加齢のほか、閉経に伴い皮下脂肪型から内臓脂肪型に移行することが知られているが、その脂肪蓄積形態の変化のメカニズムに対する研究報告はない。現在、脂肪細胞内のβ3-アドレナリンレセプターが脂肪蓄積形態をコントロールしていることが明らかとなっており、β3-アドレナリンレセプターの異常により内臓脂肪型の脂肪蓄積形態を示すことが証明されている。そこで閉経後女性の脂肪蓄積形態の変化を評価するとともに、β3-アドレナリンレセプターの発現量に着目し、閉経後女性の脂肪蓄積形態の変化のメカニズムついて検討した。 【目的】 閉経後女性における生活習慣病発症に関与する脂肪蓄積形態の推移とその変化のメカニズムの解明 【研究方法】 CTにて第3腰椎レベルの全脂肪・内臓脂肪面積を測定し、皮下脂肪面積を算出した。 手術時採取した皮下・内臓脂肪からRT-PCR法を用いてβ3-アドレナリンレセプターの発現量を測定し検討した。 1.加齢及びエストロゲンの分泌動態の変化と脂肪分布 2.加齢・閉経とβ3-アドレナリンレセプターの発現量 【結果】 1.皮下脂肪は加齢、閉経、BMIで変化しなかったが、内臓脂肪は加齢、閉経により有意に増加した。 2.β3-アドレナリンレセプターの発現量は加齢や閉経などその背景により異った。 【結論】 加齢および閉経前後で内臓脂肪の優位に低下し、β3-アドレナリンレセプターその発現には様々な要因が影響を与えている可能性が示唆された。 以上の研究成果を第52回日本産科婦人科学会および第15回日本更年期医学会にて報告し、日本更年期医学会学術奨励賞を受賞した。
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